こんにちはpansのいぬかいです。オーストリアはドイツ語が標準語ですが、「Kommt Zeit, kommt Rat」という言葉があるそうです。 意味は「時間がたつと分かることがある」。このマルチタワーを使ったショーケースなどはまさに「時がくれば、助言が来る」に当てはまる製品です。なぜなら、1:昔からフィギュアをたくさん持っていてフィギュアケースをアクリルで特注したこともある。2:けれども、それは個人趣味でありビジネスでフィギュアケースを作るなんて考えたこともなかった、という背景があった中、お客様が来社された時にこう言われたのです。
「小さく運べるこのマルチタワーでフィギュアケース作れたら、玩具メーカーのXXXなんかは喜びそうなんだけど」
あああ!・・・アクリルケースの蓋までは考えていませんでした。テーブルとかタワー型しか思いつかなかっあ・・・。確かにこれは空港免税店他でよく見かけるアイランド什器です。
けれど、殆どを今まで(いや今でも)木工+アクリルで作られてきているもの。 、ということで試作に挑戦しました。
試作といっても簡単なんです(笑。 ポイントは蓋をする5面体の3mmアクリルケースも組み立て式にしたことです。これなら割れる心配なく宅急便で送れますから。そのアクリルカバーはアルミ型材の溝の中に落とすだけでOK.
こんな風にプラスドライバー1個でアクリルケースカバーを作ります。通常のネジの他透明のネジも付属しています。仲良しのアクリル屋さんが意匠登録してある製品です。
商品を置くところの乳半アクリルは斜め45度になっているアルミに落としこむだけで固定しなくても大丈夫です。そしてアクリルカバーは溝にピッタリとはめ込みます。
色々置いてみました♫
この写真のマルチタワーサイズは w35 x d35 x h100cmですが、もちろんアルミをカットするので自由サイズで作れます。 中の照明やスケルトンフレームの写真は8月27日の投稿でご確認くださいませ。
*追記*
後日アクリルケースのネジを透明に変えました。締め付けすぎに注意です。