マットvsグロッシーライトボックス

こんにちは、pansいぬかいです。 一般的に内照式カラーボックスのことをコルトンボックスと呼んだりしますが、これは写真部分がフィルム+アクリルで

ある場合です。一方、プリントメディアがファブリックになると、「ファブリックコルトン」と呼んだりします。この2つのコルトンの大きな違いはA: 大きなサイズであっても職人不要でメディア交換ができるかどうか? B: 見た目がマットか反射するグロッシータイプか? の2つではないでしょうか?

アクリルも写真フィルムも取り扱いは気を付ける必要があるもので、アクリルに限っては大きなサイズになればなるほど、重くて数人の職人さんがいないと交換ができません。さてBの見た目ですが、下記の写真はラックランドグループの日本ピー・アイ株式会社さんが初めて京王線・初台駅で展開した50:50の比較広告です。日本の既存駅構内広告スペースは挟み込み式コルトンを使っているので、全てがアクリルとフィルムを使っています。

今回は背面LEDは全て弊社のスーパースリム LEDを配列。左側は奥行き制限他があり、D80mmのアルミの型材を使ってファブリック仕上げ。右側は従来のアクリル仕様となりました。一目して右側は周りの照明が反射しテカテカしているのでアクリルだとわかる仕様ですね。プリントメディアにファブリックを使えば、映り込みしないという良い例だと思います。この映り込みというのは、現代のサインや照明で意外と障害になっている部分で、次回のブログでも映り込み解決の具体的事例をご紹介したいと思っています。