じぇじぇじぇな使い方

こんにちは、pansのいぬかいです。

今日はあるサンプルを公開します。全国キャンペーン・キャラバンに関わるメーカー様、代理店・ディスプレイ会社様は知っておいて損無し、な ”じぇじぇじぇ” な情報です。

下記のようなパネル展示(360度4面)を全国20-30カ所で持ち回って行う、という宿題です。持ち回るのはコレだけではないですが、壁等はペンギンコネクションポップアップのドラゴン2で解決します。小さくなって宅急便で送れますから。

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でも、この展示台… 木工造作したら運ぶのは大変。1会場に3台設置するとしても4トントラック必須で、上げ下ろしに3人は必要。 この辺りのコストを20-30カ所ではじくとん百万円になります。加えてそれだけの場所で移動させると木工什器は壊れたり痛んだりで、当然メンテナンス費用が加算される訳です。

そこで、「じゃあこれをアルミフレームとファブリックプリントを使って作ってみよう」というのが以下で紹介するものです。パネル台の蹴込んでいるところは90度の仕様に変更してもらってレンダリングスタート!  最初に1つのフレームをジョイントします。

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途中割愛しますが、1つのフレームに4面ジョイント用の金具を取付けたりしたあと、次のステップへ。

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4つのジョイントが完成。もう一息です。

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最後のパネル部分はフォーレックス10mm(厚いプラバン)にデジタル印刷して取付。パネル以外の腰部分=最初のスケッチの緑や赤い部分=というのはすべてファブリックプリントです。

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この方法ならノックダウンできるからかさばらず、耐久性も問題無し。パネルもグラフィックも軽量ですね。 いかがでしょう? こういうものは通常木工で造るというのが常識でした。システムで造る、っていう発想がなかった方は多いと思います。

こんな風に宿題をもらうとシステムで解決策を考えるのが得意な私たちです(笑