環境負荷とペンギンの関係

こんにちはpansのいぬかいです。  2020年オリンピック・パラリンピックが東京開催決定しました。実は数ヶ月前に千代田区・二重橋の東京商工会議所ビルに行った際、誘致ポスターとバナースタンドを見かけました。ですが、デザイン的にはちょっとひどいものが飾ってありました。

この規模のイベントになるとものすごい数量のバナーやタベストリーが使われるのですから当然「安く・大量に」という方向になると思うのですが、今日は一度「環境やリユース」の面からペンギンシステムを見つめて頂きたいと思います。

既に「何度も使い回しが出来ます!」というコピーは古いので隅に置いておきます。現代に問われているこの手のPR用商品にとっての命題は、「すぐに壊れないか?壊れたら修理出来るか?」という部分と、「耐久性や汎用性・多様性はどうか?」という2つの面ではないかと考えます。加えて実は「デザイン製に優れているか?」もとても重要だと思うんですが、なかなかその辺りはご担当者様や企業様のセンスに左右されるので難しいところです。実情では、「インタビューバックボードと屋外に置くウォータータンク付きフラッグは全く共有して使えない」という発想があるためなのか、または広告代理店やPR会社が知らないからなのか分かりませんが、見ている限りは「効率的なポスター・ディスプレイ什器展開はしていない」と見えます。つまり「デザイン的、統一的なコンセプトは二の次」みたいな・・・。

とにかく、「大量に買ってそのうちの10%が壊れても構わないし&想定内」という前提で安いものを使用しているように見えてしまいます。ここで問題になるのは当然「ゴミ」の問題。1000個買って10%が壊れたら100個はそのままゴミ箱行き。10000個使うなら1000個がゴミです。この昭和的 ”大量生産・大量消費” の考え方には到底ついて行けません。ですが、残念な事にグローバル企業でさえもまだ「ゴミや環境の事」を考えずに、大量にチープなバナースタンドを使っている事が多いのが事実です。オフィス照明は全部LEDに交換したし、CSR活動の一環として植樹もしているけど、展示会やイベントは別、みたいな(笑。

もしこれを読んで頂いている方が、少しでも環境コンシャス+デザインコンシャスな方であれば「ペンギンシステムは修理ができて長く使える製品」であることを覚えて頂きたいと思います。またデザイン的に美しく洗練されたものを使っていれば、それは当然ブランディング的にはプラスに働きます。

年間に数回あるかないかの事例ですが、ペンギンの脚のフックを踏んで折ってしまう場合。ペンギンは下記写真のようにそのパーツだけを交換するだけでまた新品同様に使えるようになります。

001_leg

002_leg

また、プラスチックパーツが折れたりしても、そのパーツ交換だけ、です。他のポータブル什器の多くは、「全部買い替え」になることがほとんどだと思います。やはり”いいものを長く使う”というヨーロッパの文化を反映したペンギンシステムには、修理や交換ができる、という部分では1つ抜きん出ているコンセプトがある、と感じています。

加えて、ペンギンシステムは国際特許製品です。 シンプルな1本立ちのロールスクリーンは中国や韓国で簡単にコピー&製造されています。パッと見てもどのメーカーの製品なのかが分かりません。 ペンギンシステムはフレームの材質がカーボンやグラフファイバーというユニーク素材である以外に、数カ国で保有する特許製品である事によって、世界の商工会議所や大使館での採用実績があります。

penguinpatent

「ペンギンシステムは修理できる、そしてパーツ交換により色々なシーンで変身させて使う事が出来る」ということを是非覚えておいて下さいね。