こんにちは、pansいぬかいです。2015年4月23日のblogで「柱巻きにもファブリックが使えるよ!」と書きましたが、それは90度の柱巻きのお話でした。 これからはR=円柱の柱巻きも出てくるかも知れません。
今日は、柱巻きではなく下記のように「色々な角度」をつけたい場合、3Dプリンターを使う、という最先端のお話をします。
60度とか45度とか、よくありそうな角度ならば、スチールプレートを作ってもいいでしょう。でも、設計士さんが64度とか、42度とか、ルート計算が必要になっている角度を図面にスペックインしてきたらどうしましょう??
弊社では3Dプリンターでそのアングルを作ります。なので実質的にどんな角度でも(特に壁付けならば)対応ができます。
これが3Dプリンターで作ったABSです。
マルチフレーム65mmの場合、コーナーコネクターは強度UPのために2枚重ねて使いますが、もしABSが2枚重なると強度的に不安が出ます。そういう理由から、フレームに直接固定させる下のコネクターはスチールプレート、その上にはこの3Dアングルを使います。
また、下記の写真はD120ですが、サイドライトでも同じことができます。(ファブリック調整前でちょっと上部が汚いですが・・・)
サイドライトの場合は幅広なので、安定性に不安がある場合は、スチールをレーザーカットして補強する方法もあります。
店舗などでちょっと変わった角度を取り付けたい場合でも、この方法なら出来ちゃいますね!