第三者検査機関の話

こんにちは、pansいぬかいです。工業製品の安全試験や認証を提供している試験機関のお話をします。

何かを販売するのに必ず必要になるマークや認証、ではないのですが、そのマークの有無が製品の信頼性や安全性に大きく寄与するものが、第三者検査機関の認証取得です。大きな機関では、ドイツのテュフズードやテュフ・ラインランド、スイスのSGS、北米にはULという機関・規格があります。

ファブリックライトボックス製品で恐らく唯一、LEDUP/BIG LEDUPはテュフ・ラインランド及び、北米での販売にはUL認証を義務付けている州も多いことから、UL認証も取得しています。もちろん、これらの認証マーク取得には高額な費用がかかりますが、そうまでして何故ドイツ、及び北米(カナダ・アメリカ)の第三者検査機関テストを通す必要があるのでしょうか?

答えは「製品に自信があるから」「スペックに嘘偽りがない事を証明できるから」と言うところではないかと思います。つまりブランド力アップに繋がります。

LEDUPシリーズは電気を使う製品なので、当然安全性は高くなければならず、消費電力検査を通じて本当にその消費電力なのか?も証明されます。配線剥き出しの電気製品は買いたくありませんからね。

日本国内ではまだ製品自体がポピュラーなものではない事から、流通しているファブリックライトボックスは認証検査されていない物ばかりだと思います。しかしながら世界中どこに持って行っても安全に使える、と言う保険は、使う企業規模が大きくなればなるほど求める部分でしょう。

中国から直輸入してファブリックライトボックスを国内販売している会社も増えていますから、その辺りの安全性確認には十分ご注意ください。実際に店舗で発火してしまった事故も発生しているようです。