Sign China 2019 上海_その1

こんにちは、pansいぬかいです。 9月18日から3日間上海で開催されたSign Chinaに行ってきましたので、2回に分けてレポートします。

best systems(ウィーン)のブースはこんな感じ。w12.0 x d6.0mの大きさです。主にLEDUPのマイナーチェンジを確認し、BIGへのモニター取付パーツを見ることなどが目的でした。

下記の5つが「進化」です。

1: 接続パーツが増えてLEDUPで簡易ストックルームが作れる。

2: 追加パーツでLEDUPの自立用ベースを前脚のみに変身できる。

3: LEDUPの電源トランスが近い将来インフレームになる。

4: LEDUPの電源モジュール接点の白ケーブルがなくなる。

5: BIGへのモニター取付けパーツが完成し、簡単に設置出来る。

 

まずNo.1.  ストックルームの考え方については色々ありますが、私たちのコンセプトは、「出展企業、利用企業が自分たちで簡単に作れる事」がコンセプトです。専門の施工会社を介して複雑な事はしない、という観点からLEDUPのストックルームも、カーテンを使ったシンプルなものです。貴重品は何れにしてもイベント終了後持ち帰るでしょうから、空箱やカタログなどを置く空間です。カーテン部分はちょっと重さがあるターポリンなどが良いでしょう。新しいT接続パーツ、という金具でコの字を作ります。

 

次にNo.2のLEDUPの脚について。壁面を背負う場合、できる限りその壁面に寄せたい、というニーズは常にあります。そこでLEDUPを連結して壁面を作った場合、後脚を失くしてしまう事ができるオプションパーツが出来ました。写真でご覧ください。

 

No.3の電源トランスがインフレームになる件。上記写真のようにD80mmのフレームに収まってしまう電源トランスを使う事で、フレームからは電源コードが出るだけ、になります。電圧はもちろん世界中で使えるマルチ電圧ですが、(日本だけの規格である)PSEマーク他、各国の必要な認証取得をどこまでやるか、が課題として残っています。

No.4は “LEDモジュール同士を接続するホワイトプラグ(下記写真)の代わりに新しい接点パーツを使う、というもの。お客様がホワイトプラグを外さずにアルミフレームを引っ張って、コンデンサ部分が破損する、という事が度々起こります。その事故をゼロにするための対策&進化です。既にモックアップも完成していますが、ここでの写真掲載はまだ先とさせてください、すぐコピーされるので(笑。

最後のNo.5は「ファブリックに簡単に引っ掛ける事が出来るモニター用パーツ」です。前回のBlogでご紹介しました。これは強度的問題からD120のアルミを使うBIG用ですが、写真は50インチモニターです。シンプルなパーツによって、横移動、高さ調整が簡単に出来ます。布にフラットに埋め込むのではなく、金具に引っ掛けるのでモニター分の厚さが出ます。前上からと真横からの写真2枚をご覧下さい。