<壁面の作り方その1>【第87号】

いつもお世話になります。今年に入って2013年から配信してきたこのメルマガが9年目に入ります。

85回配信して来ましたがこの86号から「初めて使う」、「ペンギンは知ってるけど他の製品の事は分からない」という方々に目線を向けて2回に分けて壁面の作り方をお伝えしようと思います。

なぜ壁面なのか?と言いますと、イベントでも展示会でも壁面というのは必ず必要になるので、その壁面の作り方や見せ方によって、印象もインパクトも変わるため大切なポジションだからです。

ミッション:それはSDG‘sか? 最小人数で作れるか?

では順番に現存する具体的な方法を見ていきましょう。現代のテーマと言いますか企業ミッションは上記ではないかと考えます。SDG’sを意識しているか。そしてコロナ禍での開催なので最小人数での施工準備かどうか。

01:木工造作 (右側の写真3枚)

日本では圧倒的に木工を使って紙を貼る(表具/経師)、というのが多いですね。日本ではと書きましたが中国だって紙で表面を仕上げるなんていうことは昔からしていませんので本当に日本だけではないでしょうか? 大工さん+表具屋さんというセットメニュー?は日本独特です。費用も安いためまだ絶滅どころか主流です。ただ大工さんが壁を建てた後、表具屋さんが紙を貼るという2本立てなので、人数は必要ですし、表具も糊が乾くまでは触れません。作業する職人の腕によって、上手だったり下手だったりします。そう、職人さんがまだ現役だから成り立っている手法です。SDG’sかどうか?と言えば、リースパネルと呼ばれる使い回し用の木工でしたらそうでしょうし、新規パネル(表面が綺麗に仕上がる、カスタムサイズが作れる、という利点)を使う場合は使い切りが多いのでゴミが増えるでしょう。木工工場を持って職人さんを抱えている施工会社はどうしても木工主流にならざるを得ないのでしょう。

02:バナースタンド(右側の写真3枚)

バナースタンドとは、骨組みとインクジェット出力したプリントメディアで構成される自立式のスタンドです。ロールスクリーン/ロールアップと呼ばれるスプリングによって印刷メディアを巻き込んで本体と一緒に保存できるものが主流です。スプリング式でないものもたくさん出回っており、特に中国産のものは数千円で購入できるため、とにかく安ければOK! という用途で使う会社が多いですね。右側の写真は弊社の主力製品であるペンギンシステムを連結して使った事例ですが、このように連結して壁面を作るという方法が20年ちょっと前に発明されました。綺麗に垂直にマグネット連結できるバナースタンドは現在でも知る限り2つしかないと思います。オーストリアのペンギンシステムとスウェーデンのエキスパンド/エキスポリンク/マークブリックくらいでしょう。しかしながらスウェーデン製のものはロールアップタイプですので、グラフィックの交換は簡単ではありません。またスプリング式の巻き取りなので、途中で手を離すと怪我をする危険があり、あえてロールアップ式を避ける方が多いのも事実です。その点ロールアップではないペンギンシステムは画期的と言って良いでしょう。パーツ交換が出来ますし10年以上は問題なく使えますので間違いなくSDG’sな製品です。組み立てと片付けには1~2人いれば十分で、収納もコンパクトになりますので、トラックでの運搬は不要、宅急便が使えます。 

以上、 <壁面の作り方その1>では2つの具体的手法をお伝えしました。

続きは次号で!

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