一石二鳥!収納ケースを受付カウンターに

こんにちはpansのいぬかいです。既に複数台のペンギンを使い回されているお客様は、「楕円のポディウムケースにペンギンを6~7台収納して壁面と受付テーブルで使う」という裏技はご存知かと思います(笑。

本来はドラゴン2マグネティックなど、別物のポータブル什器を入れるケースなのに、よくぞここまでピッタリとペンギンが入ったものだ、と我ながら感心したほどです。 最近の事例&お問い合わせとして、ISO FRAME WAVEを横幅3.0- 4.0mで使った場合に、「そのケースも受付カウンターに出来ないかな?」という宿題を頂きました。ISO FAME WAVEというのはウェブページ内にあるように、本体のアルミフレームで1つのケース、グラフィック用にもう1つのケース、と2つのケース付きが標準で、そのいずれも受付カウンターとしては使えない前提で作られています。しかしながらお客様のご要望はごもっともで、このままでは不便なので早速ウィーンでトライしてもらいました。

実際にテストで使ったISO Frameの写真。

ISO_silhouelle

まずは、ポディウムケース(型番:pc-4210)の中にペンギンやドラゴン2でなく、ISO FrameWaveがいくつ入るのか? その結果、

MidSize (H=229cm)なら4連の3.2m分、MiniSize (H=209cm)なら5連の4.0mが下記写真のようにポディウムケースに収納可能でした。つまり、受付カウンターをしても使いたい場合には、付属の2つのケースでなくポディウムケース1つで良い訳ですね!(ただしMegaの高さH=249cmは入らないで注意)

perfectpacking

もう1つ、ISO Frameに付属のハードケースもカウンターとして使うという方法を試みました。既に既存の製品としてある折りたたみ式の天板を使い、すこし改造してベルクロで取付けします。

ISO_countertop

ポータブルディスプレイシステムにとって、印刷メディアの品質と同じくらいに収納ケースが必要に大切です。その収納ケースを無駄に使う事なく、受付テーブルとして利用するというのは効率的なヨーロッパのシステムに習うところが大きいですね。