こんにちは、pansいぬかいです。今月9月は大阪、10月は東京ビッグサイトの展示会に再び出展しますがこの2つの展示会の主催者は別々で、それぞれがパッケージブースというオクタノルムの4mmベニア壁面が用意されています。弊社も出展社ですから申込みフォームがありパッケージブースを申込みすることもできます。
ただし、”レンタルなので自社には何も残らない” “インパクトはなく同じ形のブースが会場にはたくさん出現する” という事を想像した場合、私個人は(金額以外に)あまりパッケージブースに魅力を感じません。でもここで比較してみましょう。
ほぼ同じような条件の場合、「どのくらい出展したら元が取れるのか?」という計算です。
パッケージブースはw600 x d270cmの以下のものを仮定します。¥175,000と書かれていますが¥200,000で計算します。
このブースを年に4回出展で申込みすると、4 x ¥200,000= ¥800,000.- です。
では全面光るファブリックライトボックス=BIG LEDUPで構成するとどうなるでしょうか? 最初にw600 x d270cmのL型の場合、つまりいつも弊社が出展する形態である「角コマ」で計算します。以下写真のようなL字ブースですが、本体購入が¥1,085,600.- ファブリック購入費用(両面)が¥390,000.-で小計 = ¥1,475,600.-です。 150万円だとして、先ほどのパッケージブース費用¥800,000で割ると¥1,500,000÷ ¥800,000 = 1.875年。つまり2年以内、7.5回の使い回しでPAYします。
次にコの字にした場合。後方と左右が挟まれているブースです。こちらの購入費用を計算してみると、本体が¥1,472,000.- ファブリック購入費用が¥513,500.-で、小計 = ¥1,985,500.-. 同じように80万円で割ってみると ¥2,000,000÷ ¥800,000 = 2.5年。つまり2.5年、10回の使い回しでPAYします。
費用面での比較では上記のようになりますが、見た感じのインパクト・訴求力、SDG’sの観点から考えると2年先、3年先を見る、という視点は今の時代「有り」ではないかと思います。 実際に弊社のクライアントさんの事例ですと、6〜7年のお付き合いのお客様が毎年毎年、何かしらの製品を買い足しながら、「最低限の木工造作」で出展をされています。
1回ずつ広告宣伝費用で処理したい、という視点の場合には難しくなりますが、企業のブランディングの観点から、是非マーケティングや営業のご担当者には考えて頂きたい視点です。