こんにちはpansのいぬかいです。今回はお客様に質問されることがあるいくつかの内容に写真付きでお答えします。いずれも壁面に固定する時なので店舗関係の方面の質問ですね。
*柱巻にはどうやって使えますか?
2015年6月のこちらのブログに事例をご紹介していましたが、今でもたまに質問される「柱巻にファブリックコルトンを使う方法」。当時は板状の古いタイプのLEDでしたが今ではスーパースリムLEDを使います。フレームはマルチフレームタワーというアルミの型材で、専用の金具で壁面に固定できます。アルミ複合板に取り付けしたLEDもアルミ複合板ごと壁に固定するだけなので施工はとても簡単です。1枚目の写真は横の隙間から除いた写真です。
また、柱巻きはD65mmのフレームでも可能です。コーナーがちょっと鋭利になるので可能であれば木などでカバーをした方がいいかも知れません。
*フレームはどうやって固定するんですか?
18/35/65mmとバックロード160mmはL字なので正面から壁面に向かって直接ビス固定できます。サイドライトフレームのD80/120は専用金具があります。壁面に埋め込みする場合はフレームの内側からビスで直接固定です。
*サイドライトを固定する場合、背面側からのコンセントの出し方は?
サイドライトD120は変圧器をインフレームに固定出来ます。電源ケーブルがフレーム内から出てくるわけですが、それをどうやって裏側に出すの?という疑問です。壁面固定する場合以下写真のように背面側は遮光の布が入るか、壁面側を白くしておく必要があります。これはLED光源反射の為です。遮光の布に切り目を入れてそこから背面に電源ケーブルを出します。
*サイドライトとバックライト型はどう違いますか?
サイドライト側の利点はフレームをバラして発送できるので運搬費が安くなります。一方のバックライト側はアルミ複合板にLEDを貼り付けているため、トラックや赤帽配送が前提となります。サイドライトで使われるLED球はOSRAMチップで高性能なので、2mくらいまでの幅であれば光量は十分です。3mになっても暗くならないような光量ですが、2mを越えて明るさをキープしたい場合、例えば外交が入る場所などはバックライト型を選択されると良いと思います。その他アルミ厚の制限によってもどちらのタイプを使うか、使えるか、が変わります。
*布はどんな布が良いんですか?
布=ファブリックのことですが、折り畳みが出来て何度もつけたり外したりする用途であれば昇華転写プリント一択です。一方UVプリントは多くの出力会社さんで推奨していますが、持ち回りイベントなどで使うと何度も使っているうちにシリコン付近にインク割れが起こるので止めた方が良いでしょう。店舗やショールーム利用など、そこまで頻繁にファブリック交換しない前提であれば、発色も良いUVプリントはおすすめできます。UVプリントはロール巻きでの梱包と配送が必要です。また最近はSDG’sを意識した環境配慮型のファブリックも販売されています。発色も問題ないのですがまだコスト高なのが難点です。
*納期はどのくらいかかりますか?
自社ですぐにアルミカットが出来てLED配線できますので、フレームの制作時間は早い場合で2日あれば可能です。ファブリックの印刷はデータ入稿後約5日~7日間が必要です。納期は制作ボリュームや繁忙期に左右されます。また、弊社内の在庫が切れている場合はアルミフレームもLEDモジュールも輸入になりますので、20日~30日必要になる場合があります。
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