新・ポータブルキューブ完成

こんにちは、pansのいぬかいです。

プレスリリースには「フルグラフィック・マルチフレームタワー」と書いたのですが、ちょっと長いし、持ち運び出来る事が伝わらないコピーだったので、「ポータブルキューブ」に変更して発売します!

本日7月3日の日経MJ 新商品<業務用>のページでご紹介頂きました。

このタイプは恐らく私の知る限りでは「日本で初めてのファブリックシステムでキューブが作れるタイプ」だと思います。「四角いアルミフレーム+ファブリック」=弊社の場合はマルチフレーム=のタイプは日本国内に4社ほどあります。が、キューブが作れるタイプを見たことはありません。

2011年・2月末のEuroshop(デュッセルドルフ)の時に数社がこのタイプを展示していました。その後ヨーロッパで急激にこのキュープ型含むアルミ+ファブリックシステムがブランドショップ中心に普及し、日本には2年半経ってやっと上陸した、という感じです。

この製品は既存のEuropeにあるタイプをそのまま輸入したのではなく、弊社パートナー企業・ウィーンのbestsystemsに作ってもらいました。フレーム及びジョイント金型はオリジナルです。出来る限りボルト数を減らすため、またタワーとして使用した時の安定感を出す為に現在の形になりました。

3月のJapanshop (東京ビッグサイト)ではプロトタイプとして柱巻きタイプのごっついタワーを展示しましたが、その後スリム化・軽量化して、コーナージョイント部分のパーツをオリジナル金型化したことでボルト数も大幅に減らせました。

01_portableCube

02_portableCube

写真のタワーサイズは H=2.40cmで60cm x 60cmです。マルチフレームなのでサイズは自由にカットします。 そして優れた点は2つ。 1つはキャリーケースに全部入るので、18kgを持てれば新幹線にも飛行機にも乗れます。もう1つはフィリップスのLED x 2灯上下に取付けるだけで行灯にする、というシンプルさ。 

casepluslamp

 従来同じような事をするのに、どれだけの運搬費、人権費が必要であったか考えてみてください。

通常このサイズのタワーを作ろうと思うと、パネルは折り畳めないので最低2人で600x2400mmの板(アクリル等)を運ぶ必要があります。2.4mっていうと・・・小型車には乗りませんね。つまりD.I.Yでは不可能でした。

でもこのケースなら小型車でも運ぶ事が出来ます。グラフィック交換もファブリックプリントを交換するだけなので誰でも出来て簡単です。もう専門業者さんにその都度御願いする必要はなくなりますので機動力もアップします。 いつもは会社のショールームに飾っておいて、イベントの時だけ畳んでケースに入れて送る、または持っていく、という使い方も可能ですね。

海外含む、複数の場所で持ち廻って使うシーン等は最適だと思いますよ。