こんにちは、pansのいぬかいです。
昨年2012年のJapanshopでお披露目したマルチフレーム。
テンショファブリックとか、アルミフレームファブリックテンションとか、
言い方はいろいろメーカーによって違いますが、要するにアルミのフレーム枠
プラス、昇華転写などのテキスタイルプリントを、溝に沿ってシリコンリップで
入れていくだけ、というヨーロッパでは主流な広告・店舗用システム(屋内用)です。
このメリットは何かというと、一度アルミフレームを壁に付けてしまえば、
その後の広告面(プリント面)の交換が楽ちんだということです。
いま空港やJR/地下鉄大型広告などの電飾は多くがアクリルですが、
交換するときにはシルクスクリーンプリントした大判を交換するので、
1人では出来ないし、交換コストもかかってしまいます。
なかなか交換する必要のない駅名ならまだしも、店舗でシーズンによって
グラフィックを入れ替えしたい場合などはランニングコストがバカになりません。
弊社のウィーン製のものは18mmと65mmの2種ありまして、
片面にLEDを入れて内照式にできたりします。65mmというのは類似他社製品
よりも厚いのですが、そのおかげでたわみなどに対しての剛性がアップし
印刷面との距離があるおかげで下のLEDの球が見えちゃう・・・
なんていう心配もございません。
さて、この内照にするときにポイントになるのが、
1:LEDの明かりは青白すぎないか?(中国製には多い)
2:均等に光が照らしてくれるか? どこかでドット落ちみたいにならないか?
3:取り回し、施工などは簡単か? そして軽量か?
などです。
このLEDパーツが軽ければ天井から吊すこともできますし安全です。
光がトランス電源に近いところは明るくて遠いところはちょっと暗くなっちゃう・・・
というのではNGですね。 この辺りははやり日本製でライセンス品である
日亜化学の白色を使うのはもちろんのこと、過電流対策、防塵・防滴対策
なども必要になってきます。
下の写真の右側が中国製のLED, 左の一回り大きい方が日本製・日亜LEDを
使ったモノです。 日本人は左側が好みだと思います。
きれいですね! 隅の方に影がでてしまう製品も多い中、弊社マルチフレームは
影も出ませんし、広告が大きくなっても光が均等に点きます。
これも3月に4ホール:JS4037のブースで展示致します。
下記写真:左が日本製LED。出力したメディアも少し違うのですが、左側の方が色再現が忠実に出来ています。