空港大型看板を考える

こんにちはpansのいぬかいです。今日は空港の大型サインについてです。今年に入って1月から3月は成田LCCに、5月と6月は関西空港に数回出張に行っていました。
何をしていたのかというと、国際線・免税店への店舗ブランド什器制作~設置の為です。ポータブルディスプレイとは少し分野が違うのですが、そんな事もやっています。

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おかげさまでたくさん成田と関西空港の大型サインを見てくることが出来ましたが、ヨーロッパの空港のものと違って、鍵付きフレームでとてもごついサインには少し違和感を感じました。実は結構ターポリン(ファブリック)は使われていて裏側で何十ケ所もスプリングで吊っているわけです。こんな感じ↓↓↓

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関空に至っては蛍光灯かLEDが一部切れている看板もありました。(赤丸した部分、6月18日の写真です) きっとメンテナンスもそう簡単にはできないのでしょうね・・・

Garuda

そしてこのタイミングでウィーンから、「ウィーン空港にサイドライトを納品したよ!」という連絡が写真と共に来ました。 下記写真の2階の黒い部分に入ります。

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どうやら壁付けタイプではなく、自立式のようです。設置されたのはD160のフレームですが、自立できる最大サイズは300x500cm。しかしながら今回はこのサイズよりも大きなサイズが必要だったそうで、3分割して合計サイズが w550 x h310cm となったようです

右側から順番に設置。

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あっという間に3つ完成。 サイドライトは軽量で、設置も簡単で楽なのが特徴ですね。

 

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実はこれ、自立は自立なのですが、アクセサリーパーツのベースで自立させたのではないとのこと。設置場所の奥行きサイズに余裕がなく、なおかつ移動できるようにしたい、という条件もあったらしいのです。なのでキャスターを付けて自立させているだけです。

奥行きはこれしかなかった・・・

wallspace

Wheels

完成してみると目地はそんなに気にならないな、と思いました。そもそもがフレームレスのシステムですからね。むしろ3分割したことで今後3種類別々のグラフィックを入れることも出来るわけですね。